いざゆかん動物病院

猫は、少ない水で生活してきたという性質上
どうしても泌尿器系の病気になりやすいらしい。

「頻尿」「血尿」という症状では
膀胱炎か尿路結石がべたなとこらしいですが

上記なら、抗生物質やらで何とかなるらしい(`ω´;)

・・・はてさて(´∀`;)

飼い主も落ち着いたことだし、
さぁ、行くぞ!

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そこ、トイレじゃないんず(´∀`;)

きれいな動物病院で緊張した件

緊張しながら、車を走らせること
およそ10分。
目的の動物病院に到着した。

入り口はまさかの自動ドア。
獣臭がしない
なんかおしゃれ

これが、動物病院なのか・・・(||゚Д゚)ビックリ

避妊手術時(ねこ50)はのっけから
獣臭ただよってたしさ、ね(´∀`;)ウン
ウォールステッカーでところどころ
動物が飾られた壁とかもう
おしゃれ過ぎてどうしていいかわからない(||゚Д゚)ヒィィィ!

受付で初診表に記入して
待つことしばし・・・
時々、猫の悲鳴が聞こえてきて
飼い主ともどもおびえるとら。

一体何が行われているんだ(||゚Д゚)ヒィィィ!


自分が患者じゃないのに緊張する飼い主

呼ばれて向かうは診察室。
出迎えるは、30代前半の先生。

「はい、診察台の上に上げてもらえますかー^^?」

何、おらが取り出すのかΣ (´Д`ノ)ノ

緊張しながらそろっと台に載せる。
とらも緊張しているので、おとなしい。

最近の診察台って
体重も測れるんずな(´∀`;)ハイテク
ちらみしたら、ほぼ3kgだった。

「抑えててもらえますかー^^?」

言われて抑えるが、
びびって体がこわばってるために、
そもそも逃げ出すそぶりもないとら。

とら、大丈夫か(´∀`;)?

動物はしゃべれないから!って気を回した結果

「頻尿」と「血尿」のことを伝えると。

膀胱炎か尿路結石の可能性が
猫の場合は9割です

との事。
一先ず、療法が確立されているであろう病気であることに
安堵しつつも
一生懸命記録したトイレの回数だの時間、頻度
ついでに持ってきた、血尿付きシートの出番がまるでなかったことに
さみしさを覚えた(´∀`;)

いや、ほらあのねヾ(´∀`;)
形容詞でざっくり「多い」「長い」と言われても
困るかと思ったんだけど、
全然そんなことなかったって言うね(´∀`;)

尿検査は必須として
レントゲンはどうしますかと問われ
レントゲンもお願いすることにした。

病院なんて中々来ることもないし
後手に回っても嫌だしさヾ(´∀`*)



・・・撮らないって選択しなかったと思うんだよな
(´∀`;)


レントゲン室

レントゲン室は飼い主出禁らしいので
待つことしばし
女医さんがとらを連れてきてくれた。

おかえり、とらヾ(*´∀`*)ノ゛

困るなぅん(小声)

・・・何れも初めての経験だろうし
さぞビビったんだろうな(´∀`;)


診察結果、結論は膀胱炎ですが・・・

診察室に入室、先生の第一声が

「最初からおなか出てましたか?」

はい(´∀`*)?トートツダナ

先生は下腹部をさして言う。

・・・あーそこか。

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「最初から出てました。
初めて見たとき一瞬男の子かなって思ったので・・・(´∀`;)」

「そうですか。」

矢継ぎ早に
受け取った初日からだったのか
避妊手術日はいつだったかを問われ
淡々と回答した。

なんか、やな流れ。
体が冷や冷やする。


腹壁または鼠径ヘルニア

「珍しいのですが・・・」

あぁ、その先聞きたくないなぁ。

「腹筋が一部欠損していて
内臓がはみ出しています」

先生が、レントゲンを指しつつ
絵を描いて教えてくれる。

レントゲンを意識してみれば、
腸と思しきものが漏れているのが見て取れる。
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「腹壁または鼠径ヘルニアです。

お腹だったら腹壁、足の付け根の場合は鼠径。
場所によって名称が変わるだけで、
現状ではどちらかはわかりません。」

「最初からとのことだったので、先天性の可能性があります。」

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今回の頻尿および血尿とヘルニアの関連・・・



「血尿の原因は、膀胱炎です。
お薬処方します。」

ホ(´∀`*)

「ヘルニアと血尿が関係あるかは、
今のところ『可能性がある』という段階です。」

「関係がある場合は、ヘルニアを整復しないと血尿を繰り返すこととなります。」

「腸が本来の位置にないため
どうしても、炎症を起こしやすくなります。」


腹壁または鼠径ヘルニアのリスク

「腸または膀胱が出ているヘルニアの場合ですが、
状態の悪化、もしくは突然死の危険性があります」

「いずれにしても、突然です。」

「整復のオペを推奨はしますが、
手術しなくても何も起こらない場合ももちろんあります」

「ご家族は?」

・・・一人暮らしです。

「では、おひとりで決断していただくことになりますね。」

「今はまだ突然いろいろ言われて
頭の整理が追い付いてない状態かもしれませんね^^;」

「おうちに戻ってから、
ヘルニアについてちょっと調べてみてください。」


帰ってきて・・・

もらったお薬は錠剤が2種類。
とりあえず、懐石に素知らぬ顔して混ぜ込んだところ
あっさり食べてくれたので
今後もこの方針でいくこととするヾ(´∀`*)

お茶を飲んでほっと一息ついてから。
なんとなく、とらを見るのが心苦しい。

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手術自体にリスクはあるけれど
手術可能な病気なんだからもっと前向きに考えれば
よいのだろうけど、どうにも・・・。

このちっちゃい体で、
おっきな問題支えながら生きてきたんだなぁ、と。


とらー、とらーヾ(´∀`*)

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めんこめんこヾ(´∀`*)

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昨日と今日とで
別段変わらないのに、
病気の存在と病名を知ってしまうと
ちょっとしんどいヾ(´∀`;)フシギダネ

来週は精密検査です(●`ω´●)!!